暑かった夏も終わり、ようやく過ごしやすい季節となってまいりました。
皆様に、おかれましては、いかがお過しでしょうか。
変わらぬご支援とご指導に感謝を致し、厚くお礼申しあげます。

物があふれ、そう言う意味においては、とても豊かになったのに、気が付けば、とても住みにくい国となってしまいました。
ご承知のとおり、私達の国は、そして私達の地域は、極めて不安定かつ、先行きの見えにくい状態にあります。

世界的な資源や食料価格の高騰の影響を強く受け、加えて、米国の金融不安の拡大と共に、高齢化と人口減少が同時に進行する中、私達の暮らす地方の財政も厳しい状態にあり、他の多くの自治体と共に疲弊し、地域間の格差が拡大しております。

そんな中、麻生政権が誕生いたし、賛否両論、いろんな御意見が聞こえてまいります。
そして、今、改めて思うこと、
政治とは、経済の安定と、平和国家の構築に尽きる、と言う事を。

そして、その上で教育と福祉施策の充実が将来の国、地方をつくり、守っていく事になる、私はそう考えます。これからも、その考えに沿った県政運営を目指してまいりたいと思います。

次に、議会報告を致します。平成20年度、9月定例県議会が九月九日から二十六日まで、十八日間の会期にて開会され、補正予算案総額、一般会計で六億四四三百万円余、特別会計で六千五百万円余が上程され、又、刃渡り六センチ以上の刃物を十八歳の未満青少年に販売する事などを禁じる有害刃物に包括指定する県青少年健全育成条例改正案等二十議案が提出され、すべて可決、承認をして閉会を致しました。

なお、閉会日、私から
県教育長に対し、高校入試制度(前期・後期制)について、緊急質問を致しました。
あくまでも子供達が
主体となった入試制度であって頂きたい旨を訴え、混乱等は、ないのか、現状はどうなのか等質問致しました。

又、開会日の九月九日には、関西国際空港の二○○九年度、概算要求について、国に建設事業費の予算化を求める意見書を採択致し、これをもって直ちに上京、二階経済産業大臣のお世話になり地元選出国会議員並びに、財務大臣初め、主計局長、又、国交省等関係大臣、特に、国交省前田航空局長と面談致し、和歌山県民の声を訴えてまいりました。

是非、その結果、国に於いて、来年度予算に組み入れて頂く事を願うものであります。

続いて、総務常任委員会に於いて、次の事柄について質問致しましたのでご報告致します。

“新行財政改革推進プランの実施について”、青少年の家や社会経済研究所、体力開発センターやNPOサポートセンター等について廃止を検討するとの報告がなされ、これらについての県の考え方をただしました。

この問題は、県の将来とって大きな問題であると認識いたし、これからも注目していきたいと思っています。

次に議会改革について御報告申しあげます。

いくつか具体的に進めており、中でも私達の仕事や活動、議会の仕組み又、県行政に対する質問や提言の一部を、お一人でも多くの方々にご理解頂く為、今日まで約一年を掛け、県議会の広報力強化について、議長の下、努力して参りました。

その一つと致し、県議会ホームページに加え、八月に、和歌山県議会だよりの単独発行を実施、すでに創刊号が皆様のお手元に届いていると思います。
これまた、何卒ご一読頂き、率直なそのご感想をお聞かせ頂きたいと存じます。
さらに、今後(仮称)移動県議会やナイター議会、サンデー議会等の実施や様々なご意見のある中、議員定数問題も含め、皆さん方の考え、すなわち、民意と云うものに沿ったものが出来ますよう努力して参りたいと存じます。

なお、現在、議員定数等検討特別委員会に於いても審議が続けられておりますが、県人口の減少もあり、議員定数はルールに従ってきちんとすべきと考え、私見ではありますが、削減すべきと考えております。

皆様のご理解が得られますよう、開かれた県議会というものをつくるべく、しっかり頑張って参りますので今後共、ご指導の程宜しくお願い致します。

最後に私の役職や所属委員会が六月議会をもって、変わりましたので、御報告させて頂きます。

まず、議会運営委員長から議会運営委員会委員に、又、経済警察委員会から、総務委員会に変わりました。新たに、自民党県議団幹事長に就任を致しました。四期目当選させて頂いて以来役職も増え、あっと言う間に月日が流れて参ります。

“とても、一日二十四時間じゃ足りないなぁ”と感じながらこの県政報告を書いております。
しかしこの際、後向きの議論はやめ、あくまでも前を向いて進んで行きたい、そう思っております。
こんな時代であるからこそ、一体幸せとはどういう事なのだろうか、もう一度皆さんと共に考えて参りたい、そう思っております。

何卒これからも山下なおやをしっかりと見ていって下さいますよう、切にお願いいたし、県政報告とさせて頂きます。

平成20年 秋

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